鎮痛薬などでごまかしていませんか?

 
目の疲れからこめかみがズキズキする、精神的なストレスがあり頭がギューっとしめつけられる。また、二日酔いや風邪で頭がガンガンするといったものまで・・・頭痛は誰しもが日常的に経験するものです。
 
だけど、たびたび起こるがんこな頭痛はすごくツライもの。仕事や家事といった日々の生活にも支障をきたしかねません。中にはくも膜下出血や髄膜炎・脳腫瘍などの重大な病気が原因で起こる頭痛もあります。
 
「たかが頭痛」と、その危険信号を見逃さないで頭痛について正しい知識を持ち、対処していくことが大切です。

頭痛の種類を知ろう!
 
一概に頭痛といっても、その原因によっていくつかの種類に分類されているのをあなたはご存知ですか?
 
いわゆる慢性の頭痛は「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つのタイプに大きく分けられ、頭痛全体の約80%をこれらが占めています。

偏頭痛の症状と原因
 
頭の片側(時には両側)にズキズキと脈打つような痛みがあり、月に1~2回、多い時には週に1~2回の頻度で起こり、数時間で治まることもあれば3日間ぐらい続くこともあります。20~40代の女性に多く、月経時に発症するケースも多く見られます。
 
偏頭痛を引き起こす原因としては、次のようなことが考えられます。

・ストレス(解放されたときに起こりやすい)
・季節の変わり目などの気圧や温度変化
・月経・妊娠・出産などの女性ホルモン(エストロゲン)の変動
・人ごみや騒音・まぶしい光
・寝不足・寝過ぎ   など

 偏頭痛の詳しい原因は諸説あり、現在も解明中ですが最も有力視されているものに1980年代に提唱された「三叉神経血管説」があります。
〔三叉神経血管説〕
脳神経の中で最も大きい三叉神経。この三叉神経が何らかのきっかけで刺激されると神経の末端から出る痛み物質(神経ペプチド)が引き金となり頭の血管が拡張し炎症が起こり、脳に痛みを伝えることで偏頭痛になると考えられている説。

緊張型頭痛の症状と原因
 
首や肩の筋肉が凝った状態になると、頭が圧迫されたような痛みと重い感じがだらだらと続く。これが緊張型頭痛です。
 
また緊張型頭痛は眼精疲労や倦怠感を伴うこともあり、午後から夕方にかけて症状がきつくなるケースが多く見られます。この頭痛を引き起こす原因としては、身体的・精神的ストレスと筋肉の緊張が主です。
 
たとえば、最近多くの方にあてはまるパソコン作業で考えた場合、長時間の作業が徐々に首・肩・後頭部の筋肉が緊張させその結果筋肉中に疲労物質(乳酸)がたまり、これが神経を刺激して頭痛を起こすと考えられています。
 
また、真面目で几帳面な性格の人も心の緊張をうまく解消できず、緊張型頭痛になりやすいとも言われています。

群発頭痛の症状と原因
 
群発頭痛では片方の目の奥に激しい痛みが起こり、痛む方の目の充血・涙・まぶたの下垂や鼻水・鼻づまりなどが現れます。20~30代の男性に多く、目の奥の血管が拡張を起こし炎症して痛みが出るという説が一般的ですが、発症のメカニズムについてはまだ明らかにされていません。
 
いったん痛みの発作が起こり始めると、1~2ヶ月間続くことが多いとされています(群発期)。その後いったん痛みは全くなくなりますが(寛解期)、半年から2、3年後にはまた同じ症状が現れます。主に睡眠中(副交感神経優位の状態)に起こることが多く、激痛で目が覚めることも少なくありません。

病院を受診すべき頭痛
 
上に挙げた意外に頭痛を引き起こす病気はたくさんあります。普通の頭痛だと思っていたけど実は怖い病気が隠れていたということもあるので、自己診断は禁物です。
 
特に下に挙げるような症状がある場合は、早急に脳神経外科または神経内科等を受診し自分の頭痛を引き起こす病気を診断してもらうことも大切です。

・前触れもなく突然頭が割れるように痛い
・今までの頭痛とは明らかに痛みが違う
・発熱、手足のしびれや動作の不自由・痙攣、言葉が出ないなど他の症状を伴う

 
上記のように、頭痛といえども様々な原因が考えられます。最初に挙げた3つのタイプによる頭痛であれば当院で施術していくことにより改善を見込めますが、くも膜下出血や髄膜炎・脳腫瘍などのように病院の受診を必要とする頭痛もあります。早期のうちに原因を突き止め、適切な処置をすることがもっとも大切です。原因を明確にした上で、最善の対処法を提案できればと思っています。

頭痛でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。