産後の女性のカラダはとてもデリケート
こんな時だからこそしっかりケアすることが大切です。
なぜ、産後に骨盤矯正が必要なの?
産後体重が落ちない・お腹がたるんでしまったなどとよく言いますが、産後に骨盤矯正をしなければならないのは産後の体重増加に苦しむ方に限ったことではありません。
こんな時だからこそしっかりケアすることが大切です。
なぜ、産後に骨盤矯正が必要なの?
産後体重が落ちない・お腹がたるんでしまったなどとよく言いますが、産後に骨盤矯正をしなければならないのは産後の体重増加に苦しむ方に限ったことではありません。
骨盤の形が妊娠前の状態とは異なってしまっていることで、産後の生活面に支障をきたす症状もたくさん出てきます。
通常、産後の身体はすごくデリケートな状態で正常に戻っていく妨げにならないよう、昔から産後のお母さんは最低でも3週間~1ヶ月はゆっくり静養し、できるだけ無理をしないようにするのが理想と言われています。
でも今の核家族化社会、いざ大変な出産を終えればそんなことも言ってられず、ほとんどの方が自分のことは二の次で赤ちゃんのお世話や家事に追われるなんて事が現実です。
実際におむつ交換や授乳・だっこなど不自然な体勢を続けてしまったり無理な動きをすることが多く、結果として骨盤が正常に戻らず出産後に様々な身体の不調を訴える方が多く見受けられます。
ですが裏を返せば、この骨盤周りが柔軟な時期に正しい骨盤のケアをすることでもともとあった腰痛や冷え性などのトラブルを改善できる絶好の時期でもあるということです。
ただでさえ大変な家事や子育て、身体が不調ではなんにもなりません。
今後の子育てのため・自分の身体のため、そしてなによりも快適に楽しく生活していくためにも、この時期にしっかりケアしてあげることが大切です!
産前産後の骨盤の状態について
妊娠するとリラクシンというホルモンが分泌されます。これは骨盤まわりの靭帯などを緩める働きがあり、このホルモンが大量に分泌されることで骨盤や産道が拡がり、出産が可能になります。
出産後はこのホルモンの分泌が減少していきますが、すぐに骨盤が元の状態にもどるわけではありません。産後の骨盤は赤ちゃんを産んだことで非常にゆるくなっており、約6カ月かけてゆっくりともどっていきます。
本来ならば産後、ホルモンの分泌が終われば自然に元にもどるものです。しかし、現代では昔に比べ歩く機会が減っているということもあり、足腰や骨盤周りの筋肉の働きが弱まっているため、骨盤がうまく元に戻らず緩んだままの状態になってしまうことも多いのです。
さらにこの状態が続くと、カラダが内臓を守るために皮下脂肪をたくわえてしまったり、胃や腸が落ち込んでしまったりして、いわゆる下腹部がポッコリ出た「産後太り」につながってしまいます。
またそんな状態の時に無理することによって、ホルモンの影響で緩んでいる骨盤に負担がかかり、腰痛・股関節痛・肩こり・頭痛、さらには尿漏れなど様々な症状の原因に発展してしまう場合も少なくありません。
産後の骨盤の歪みによって起こる弊害
では、出産により骨盤が歪んでしまうと具体的にどのような障害があるのでしょうか?
・太る
まず最も多くの方が訴えることは、「体型が悪くなってしまった」ということです。お腹周りや下半身に脂肪がついてしまい、体重も増えてしまったという方もおられます。
これは出産により骨盤が開き、代謝が悪くなったり運動量が減少することなどにより起こります。実際、出産を経験した女性の大半が体型の変化を訴えられます。
通常、産後の身体はすごくデリケートな状態で正常に戻っていく妨げにならないよう、昔から産後のお母さんは最低でも3週間~1ヶ月はゆっくり静養し、できるだけ無理をしないようにするのが理想と言われています。
でも今の核家族化社会、いざ大変な出産を終えればそんなことも言ってられず、ほとんどの方が自分のことは二の次で赤ちゃんのお世話や家事に追われるなんて事が現実です。
実際におむつ交換や授乳・だっこなど不自然な体勢を続けてしまったり無理な動きをすることが多く、結果として骨盤が正常に戻らず出産後に様々な身体の不調を訴える方が多く見受けられます。
ですが裏を返せば、この骨盤周りが柔軟な時期に正しい骨盤のケアをすることでもともとあった腰痛や冷え性などのトラブルを改善できる絶好の時期でもあるということです。
ただでさえ大変な家事や子育て、身体が不調ではなんにもなりません。
今後の子育てのため・自分の身体のため、そしてなによりも快適に楽しく生活していくためにも、この時期にしっかりケアしてあげることが大切です!
産前産後の骨盤の状態について
妊娠するとリラクシンというホルモンが分泌されます。これは骨盤まわりの靭帯などを緩める働きがあり、このホルモンが大量に分泌されることで骨盤や産道が拡がり、出産が可能になります。
出産後はこのホルモンの分泌が減少していきますが、すぐに骨盤が元の状態にもどるわけではありません。産後の骨盤は赤ちゃんを産んだことで非常にゆるくなっており、約6カ月かけてゆっくりともどっていきます。
本来ならば産後、ホルモンの分泌が終われば自然に元にもどるものです。しかし、現代では昔に比べ歩く機会が減っているということもあり、足腰や骨盤周りの筋肉の働きが弱まっているため、骨盤がうまく元に戻らず緩んだままの状態になってしまうことも多いのです。
さらにこの状態が続くと、カラダが内臓を守るために皮下脂肪をたくわえてしまったり、胃や腸が落ち込んでしまったりして、いわゆる下腹部がポッコリ出た「産後太り」につながってしまいます。
またそんな状態の時に無理することによって、ホルモンの影響で緩んでいる骨盤に負担がかかり、腰痛・股関節痛・肩こり・頭痛、さらには尿漏れなど様々な症状の原因に発展してしまう場合も少なくありません。
産後の骨盤の歪みによって起こる弊害
では、出産により骨盤が歪んでしまうと具体的にどのような障害があるのでしょうか?
・太る
まず最も多くの方が訴えることは、「体型が悪くなってしまった」ということです。お腹周りや下半身に脂肪がついてしまい、体重も増えてしまったという方もおられます。
これは出産により骨盤が開き、代謝が悪くなったり運動量が減少することなどにより起こります。実際、出産を経験した女性の大半が体型の変化を訴えられます。
・足のむくみ・歪み
骨盤の歪みに伴い足まで影響し、O脚やX脚になる恐れがあります。体重の増加と足の歪みが重なれば多大な負担がかかり、将来的には膝を痛めてしまうことさえあります。
また、歪みは血液やリンパ、神経の流れまで悪くするため、むくみやしびれの原因にもなります。
・腰痛
骨盤の歪みは腰への負担を与え、腰痛の原因に繋がります。さらに子育て中は抱っこしたりかがんでお世話をすることも多く、ただでさえ腰に負担をかけることが多くなります。
実際、産後の女性の半数以上が腰に何らかの不調を訴えるとも言われています。
・その他の症状
上に挙げたものは特に訴えの多い症状ですが、そのほかにも様々な弊害があります。骨盤の歪みは周辺を覆う筋肉の衰えにも繋がり生理痛・冷え性などのほか、ある程度年齢を重ねた時に尿漏れなどの症状を引き起こす原因にもなりかねます。
また、弊害が出るのは体だけではなく、身体の歪みはメンタル面にも大きく影響します。骨盤が歪み身体に負担がかかると疲れやすくなり、精神的にもストレスに対応する能力が弱まってしまいます。また、出産によるホルモンバランスの変化でさらにナーバスになり、イライラしやすくなったり落ち込みやすくなるなどということもあります。
女性にとって出産とはすばらしい出来事であると同時に、身体にとっての大きな変化の時期でもあります。産後痛みや不調などがある方はもちろんですが、そうでない方も産後のケアは今後より快適に、より健康に生活していく上でとても大切です。
産前産後のお悩み・不調は、ぜひ当院にご相談ください。